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3月までに知っておきたい言葉のマナー

あなたは大丈夫?ビジネス敬語の基本マナー

企業の新人研修ではまず、ビジネスシーンで最低限必要となる敬語について徹底的に教え込むそうです。
新入社員にとって特にわかりにくいのが尊敬語と謙譲語の使い分けであり、「社長が申されたように」、「何時に参られますか」などのように誤った敬語の使い方を習得してしまうケースも少なくありません。
これらはいずれも尊敬語と謙譲語の混同であり、両者の違いを明確に意識することで自然と正しい用法で使えるようになります。
日本語の敬語のバリエーションがこれほど幅広いのは、裏を返せば、日本人がつねに相手との関係性のなかで自分の立ち位置を見定めていることの表れでもあります。
ちなみに、フラットに思える欧米社会にも敬語の概念はあり、助動詞を過去形にすることで表現を婉曲化し、相手への敬意を伝えています。

テキストにも載っていない敬語雑学

実際のビジネスシーンにおいては、ひとまず尊敬語と謙譲語の区別がきちんとついていれば一人前と見なされます。
しかしながら、本来の敬語文化はさらに奥が深く、知れば知るほど日本人が「個」よりも「和」を尊んできたことがわかります。
ほとんどのビジネス教室では教えられていませんが、「さようなら」は本来、こちらから切り出すべき言葉ではありません。
さようならとは「左様なら」、つまり「そのようなら」の短縮形であり、相手の事情や都合に合わせてやむを得ず別れを切り出す、というニュアンスがふくまれています。
目上の相手を「彼」または「彼女」と呼ぶべきではないことも、新入社員にとっては意外な盲点のようです。
これらの雑学はビジネスシーンではほとんど役に立たないかもしれませんが、教養として頭の片隅に入れておくだけでも大人の余裕につながります。


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